半導体の役割

半導体が発見されたのは1940年代のことです。
ベル研究所のウイリアムショックレー博士たちが増幅機能を有した半導体素子トランジスタを発見することから現在の半導体の歴史が始まったと言っても過言ではありません。
半導体素子トランジスタの発見という歴史的快挙によって、現在私たちはさまざまな家電を使って便利な生活を送ることができるようになったのです。

ハーフのような存在

導体と絶縁体と聞いてもいまいちよく分かりませんよね。
絶縁体については小学生のころに理科などの授業で耳にしたことがあるかもしれませんが、要するに電気を通さないものを絶縁体などと呼びます。

物質を分けるときに電気を通しやすいもの、通しにくいもので分けることがありますが、導体とは電気を通しやすい性質を持っており、絶縁体はその逆です。
では、半導体は何なのかというと、この導体と半導体両方の性質を持ち合わせたハーフのような存在と言えます。

日本で生活している海外の方はたくさんいますし、日本人と外国人のハーフの方もたくさんいますよね。
母国語を操りながら日本語も流暢に話される方がたくさんいます。
半導体も同じようなものと考えて良いでしょう。
電気を通しもするが通さない性質も持っている、通すこともできるけど通さないこともできる、という二つの顔を持っています。

ある一定の条件を与えることで半導体は電気を通すこともできますし、通さないこともできます。
文字や言葉にすると分かりにくいかもしれませんが、これは実はとても凄いことなのです。
与えられた条件によって導体にも絶縁体にもなれる半導体はまさに未知なる可能性を秘めていると言っても過言ではありません。

半導体を構成するもの

半導体のほとんどはシリコンから造られています。
シリコンと聞くと美容整形などで使われるイメージがあると思いますし、シリコンシーリングなどが思い浮かぶかもしれませんね。
建設工事や建築工事などにおいてもシリコンのシーラントなどはよく使われますし、建築業界で活躍している方だと頻繁に耳にする言葉です。

シリコンはケイ素から成り立っているのですが、半導体に使われているシリコンは非常に純度の高い単結晶シリコンです。
この非常に純度の高いシリコンによって造られた半導体が、現代に生きる私たちの生活を根底から支えている、と言っても過言ではないかもしれません。

電気を通すこともできるし通さないこともできる、導体にもなれるけど絶縁体にもなることが可能、とだけとりあえずは覚えておけば大丈夫です。
難しいことを言い出すとキリがありませんから、とりあえずこれだけ押さえておけば半導体の大まかな姿は捉えられるのではないでしょうか。